研修会

当法人は、実施事業(公益事業)の一環として、森林整備及び県土保全に関係する技術者の技術向上のために研修会を開催しています。

○令和 元年度開催内容
令和 2年 2月 7日開催

  1. 「東日本で発生した豪雨や地震による最近の山地災害」  講師:浅野 志穂 氏
  2. 平成29年7月九州北部豪雨災害における九州森林管理局の取組について
  3. 最新の落石対策工の設計法~著作出版に際して~
  4. 樹木調査におけるドローンの活用~松枯れ調査をはじめとして~

上記、研修項目1と2の講演では、近年多発している山地災害の発生状況や、その復旧への取組及び今後の課題等の講演、研修項目3では、落石対策便覧の改正に伴う主な改正点、性能照査実験や設計法の講演、最後の研修項目4では、これまでの多大な労力を要していた現地調査が、ドローンを活用することで大幅な省力化や調査精度も得られる等の講演をいただいた。
いずれの講演も非常に興味深い講演で、質疑応答では活発な意見が交わされ、有意義な研修会であった。

○平成30年度開催内容
平成31年 2月 7日開催

  1. 「流木災害と対策」  講師:石川 芳治 氏
  2. 流木発生量を予測する評価方法
  3. ドローン空撮を用いた三次元測量について
  4. 流木対策の事例紹介

今年度は流木をキーワードとして、流木災害の実態、発生原因、それを踏まえての対策と今後の課題等を講演していただいた。
さらに違った角度から流木災害のリスク評価として、流木発生のポテンシャルを学んだ。
今後のポテンシャルとリスク評価がさらに確立していけば、対策工の一翼を担うと期待できる。
そして、UAVを利用した空撮による測量では、発展するIoTの理解と測量を根本的に見直す時期と実感した研修会であった。

○平成29年度開催内容
平成30年 1月24日開催

  1. 「平成29年7月九州北部豪雨災害とその対策」  講師:黒川 潮 氏
  2. 長崎県の地形・地質と斜面災害
  3. 林業を自立した産業にするために -技術と知識の使い方-

平成29年7月九州北部豪雨により、多数の山腹崩壊や流木等が発生し、福岡県朝倉市などで甚大な被害を与えられたことから、災害の状況と復旧対策について述べられた。
長崎県の地質・地盤の特徴から荒廃の特性を述べられた。
森林所有者または経営者は、どのような技術と知識が必要か、最新機種の活用例を挙げ、説明を受けた。

○平成28年度開催内容
平成28年11月10日~平成28年11月11日開催

  1. 「平成28年熊本地震によって発生した山腹崩壊」  講師:黒川 潮 氏
  2. 三次元データ取得とその利用方法
  3. 近年の緑化工技術~緑の強靱化と生物多様性~
  4. 森林土木技術報告会( 計画から設計・施工の課題等)
    • 奥山地区 予防治山工事
    • 木津地区 予防治山工事
    • 北平地区 地すべり防止工事
    • 小串地区 復旧治山工事
    • 久須保地区 復旧治山工事

4月に九州中部
を襲った熊本地震。前震・本震によって山腹崩壊がどのような箇所で発生し、どのような形態だったのか、豪雨災害と何が違っていたのかなど、今後の対策工の設計に活かしたいと思います。
UAVを利用したレーザー測量を基に、3D画像を使って対策工を検討するなど、大変有意義な研修になったのではと思います。
また、施工地における設計・施工上の反省点・問題点等について、関係者による意見交換会が行われましたが、今後の計画・設計に活かされるものと期待されます。
基調講演をしていただきました黒川先生はじめ講師の皆様にはありがとうございました。

○平成27年度開催内容
平成27年11月16日~平成27年11月17日開催

  1. 「表層崩壊発生場の地質 -風化帯構造から-」
  2. 「UAVを用いて取得した空間情報の森林整備・治山事業での利活用」
  3. 「ジオファイバー工法の適用範囲と設計・施工の留意点」
  4. 森林土木技術検討会
    • ワイヤーネット被覆工
    • 落石緩衝柵工

近年、過去の観測記録を上まわる局地的豪雨が各地で頻発し、甚大な災害をもたらしています。
また、航空レーザーや無人飛行機を使った測量技術も開発され普及しつつあります。
技術者に対し、このような環境変化に対応した知識や技術が求められているなかで、有意義な研修になったのではないかと思います。
また、施工地における設計・施工上の反省点・問題点等について、関係者による意見交換会が行われましたが、今後の計画・設計に活かされるものと期待されます。
基調講演をしていただきました千木良先生はじめ講師の皆様にはありがとうございました。

○平成26年度開催内容
平成27年 1月19日~平成27年 1月20日開催

  1. 森林土木技術者のための地質学入門 (株)アールデ(技術顧問 理学博士) 山﨑 孝成
  2. 「ソイルクリート工法」について
  3. 「GTフレーム工法」について
  4. 「eフレーム工法」について
  5. 鋼製構造物について
  6. コンクリート構造物について

平成26年度森林土木技術研修会は、年度末の忙しい中での開催となりましたが、66名の方に参加いただき開催することができました。
研修会1日目は、山﨑孝成氏による基調講演「森林技術者のための応用地質学入門-風化について」に始まり、「軽量のり枠工について」は3工法が紹介されました。
研修会2日目は、「重要構造物の劣化とメンテナンス」と題して、鋼製構造物及びコンクリート構造物の長寿命化のための対策について講演いただきました。
また、質疑応答では、質問も多く活発な質疑が交わされました。特に、若い人からも積極的に質問があり、若手技術者の育成といった本研修会の目的に沿った有意義な研修会となりました。

○平成25年度開催内容
平成25年11月 6日~平成25年11月 7日開催

  1. 落石防護柵及び防護柵基礎と落石防護擁壁の設計法 (株)第一コンサルタンツ代表取締役社長(工学博士) 右城 猛
  2. TXI落石防護柵
  3. イージーネット工法
  4. E-FENCE
  5. ジオファイバー工法
  6. ノンフレーム工法(その開発から今日まで)

○平成24年度開催内容
平成24年11月12日~平成24年11月13日開催

  1. 落石対策に対する最近の話題 (株)第一コンサルタンツ代表取締役社長(工学博士) 右城 猛
  2. ワイヤーネット被覆工の解説
  3. リモコン式無人掘削工法セーフティークライマー工法
  4. 低盛土補強土壁工3タイプ紹介
  5. (テラトレールEG6工法、フォートラックRS工法、ミニワイヤーウォールF工法) 質疑・応答

○平成23年度開催内容
平成23年11月7日~平成23年11月8日開催

  1. 落石対策における現状と今後の課題 金沢大学名誉教授 吉田 博
  2. 深層崩壊のしくみと予測 鹿児島大学農学部教授 下川 悦郎
  3. 固定工の設計(ロープネット工、ワイヤーネット工)
  4. 樹木根系と斜面安定効果

○平成22年度開催内容
平成22年12月9日~平成22年12月10日開催

  1. 土木における木材利用の可能性 東京農工大学大学院教授(農学博士) 石川 芳治
  2. O&Dウッド校倉式工法
  3. 落石対策工の設計(ジオロックウォール工法)
  4. 補強土工法の設計(テールアルメ工法、多数アンカー式補強土壁工法、ジオテキスタイル補強土工法)

○平成21年度開催内容
平成21年12月14日~平成21年12月15日開催

  1. 地山補強土工法の設計(ノンフレーム工法、ユニット工法、SNアンカー工法)
  2. 防潮堤の設計
  3. 現地発生材を利用したダムの設計(SBウォール工法の品質管理)